音ゲーのノーツ速度について
海神です。
自己紹介も無事に(?)終わったので今回から音ゲーの話をしていきます。
音ゲー未経験者が音ゲーマーのプレイを見たとき殆どの人が疑問に思う事、それはノーツの異常な速さです。
「何でわざわざ早くするの?」
「遅い方が簡単なのにパフォーマンス?」
今回は音ゲーのノーツ速度についてお話しします。
まず、ノーツ速度を上げる事によって何が起こるのか。
1.ノーツとノーツの間隔が開き認識しやすくなる
2.一度に認識するノーツ数を減らせる
3.判定緩和
まず1.から。
これは簡単な話でノーツが密集し過ぎるとどこが8分でどこが16分でどこが同時押しなのか分からなくなります。なのでノーツ速度を上げてノーツの間隔を広げ認識しやすくしているのです。
2.
速度1.0でガルパをプレイすると大体の人がお亡くなりになります。私もお亡くなりになります。
クリア出来てもグレが50とか100とか出るかと思います。これはなぜかと言うと、一度に認識しなければならないノーツが多すぎて脳が処理し切れていない状態に陥っているからです。
なので速度を上げて一度に認識しなければならないノーツ数を極力減らし余裕を持ってプレイしているのです。
3.
判定緩和と言っても実際に判定が甘くなるわけではなく「実質」判定が甘くなっているに等しい現象が起こる、という事です。
ガルパの判定幅は40ms±(±0.04s)、つまりperfect判定が取れる幅の許容範囲はノーツの前後合わせて0.08s(秒)もの幅があります。
この0.08sの幅を電車で例えましょう。
電車が通過する際、全ての車両が通過する間の時間が0.08sとします。電車が遅ければ遅いほど車両が短くなり、早ければ早いほど車両は長くなります。もうお分かりですよね。ノーツが早いと判定幅は実質広がっているのです。
2.のお話と合わせるとノーツの速度を上げるという行為は精度を上げる上では至極合理的な方法なのです。
ただし速過ぎるとそもそもノーツが見えなくなるので、自分が余裕を持って認識できる限界の速さまで速度を上げると言うのがマストです。
だがしかし。
ガルパには2つの特殊なノーツが存在します。
ロングノーツ、スライド、フリックです。
これはまた後日にでもお話します...
これから音ゲー未経験者に、
「何でそんな早くするの?」
と聞かれたら、
「この音ゲーの判定幅は〇〇ms±で〜」
と説明して差し上げましょう。高確率で変な顔されます。
結論、実際に音ゲーをやってる人にしか分からない領域だと思います。
面倒臭いので「やりやすいから」と答えておきましょう(((
という訳で今回は音ゲーのノーツ速度についてでした。
んじゃまたね。